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農家と園芸家

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今さらかもしれませんが「農家」と「園芸家」の違いは結構大きいです。簡単に言うと育てる「量」が圧倒的に違うので、気にする点や、管理方法も違います。
農家的育て方は、どれも同じように成長させないといけないので、同等の愛情をかけているんだと思います。そう、農家さんの方が植物に対して平等です(笑)
園芸家的育て方はというと(個人的な意見ですが)自分のコレクションを育てていた時は200鉢くらいだったと思いますが、個人で育てるには結構な量です。全部に常に目をやるのが難しくなってくるので、自然と「すご〜く大切な鉢」「大切な鉢」「まあまあ大切な鉢」の3種類に分かれてきます。「すご〜く大切な鉢」は特別に愛情をかけます(笑)結果的に、特別に目をかけた鉢はすご〜く良く育ちます。
そんなわけで、できる範囲でハイブリッド的に...やってみる事にしました。どうせ同じ育てるなら、より注意を払って育てたいと思うので『別注予約』開始。詳しくは前回のブログをご参照ください。リボンつけて隔離して、発送前まで頻繁にチェックしていきたいと思います。



その他お知らせ:
掲載していませんが販売は可能: 花はとても素敵だけれど、あまり花付きの良くない品種はあえて掲載していません。今後も少し整理をしていく予定ですが、リクエストいただければご用意させていただきます。注文の際に備考欄に希望の旨を明記ください。 JL TRUNPET (JLトランペット)¥7,000JL GIANT SHELL(JLジャイアントシェル)¥8,500
販売延期: Dwarf India Singapore:矮小のオブツサですが、今後はDwarf India Singapore(ドゥワーフ・インディア・シンガポール)と原産地のインドという地名を入れた名前で呼ばせていただきます。Dwarf Singapore White:数が増えるまで延期させていただきます。


2017年予約苗受付中

プルメリア「別注」予約開始します。

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2017年度プルメリア苗木の予約を再開いたします。





プルメリア別注予約締め切り:2016年10月末日
少しややこしいのですが、プルメリア『別注』予約を開始いたします。来月10月の末日、早めの締め切りとなります。こちらは、特に目をかけて発根苗を準備するための予約となります。

すでに来年育てたい品種が決まっている。穂木から育てるのが心配だ。何度も同じ品種の発根に失敗している。
という方のためにも、少し早い段階からハワイで育てはじめ、日本へ発送いたします。価格は変わりません。


通常の苗木予約締め切り:2017年2月末日
こちらは発根済みの在庫がある場合は発根済みを優先させて発送いたしますが、ご用意のない場合は穂木(カッティング)となります。穂木をご希望の方は備考欄に「穂木(またはカッティング)希望」と明記ください。カルス処理をしたフレッシュな苗を準備いたします。

どちらも2017年4月末頃の発送予定となります。

詳しい内容&オーダーはホームページのNEWSページをご覧ください。

写真カタログはJim Little Plumeria のホームーページをご覧ください。



プルメリアレイ

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ブログを書こうと思って写真だけアップロードしてあって文章が書いていないのがいっぱいあるので、今日はその中から。。。
6月頃に撮った写真です。母親が1週間ハワイに来てくれました。レイをプレゼントしようと思って前日に色々な品種の組み合わせでレイを作ってみました。まずは、Penang Peach(ペナンピーチ)にJL Black Ruby(ブラックルビー)を合わせました。とても綺麗でした。


Penang Peachはレイに最適。この頃満開だったので摘み放題でした。


黄色いプルメリアいろいろ。



JL Clark's Waveも摘んでみたけれど、レイにするにはあまりにも大きすぎて(笑)大きさも花持ちも最高なので、これは髪飾りにしたらボリュームがあって素敵になりそうです。1輪だけで存在感があります。


JL MAREKAです。こう見ると意外と丸っこい花弁なんですね。


この日のヒットは裏側が赤くて表がピンク色の花弁の名無しのプルメリア。小さめだけれどとても花弁に厚みがあって、たまたまJL MAREKAの斜め前くらいに植わっていたので摘みました。レイにするとピンク色が少しだけ見えてアクセントになります。
写真手前に写っているはっきりとしたイエローと赤いラインのプルメリアはJL Show Off(ショウ・オフ)今後はもっと色んな品種でレイを作ってみたいです。レイを作るとその品種の特徴とか、さらなる良さを発見できるような気がします。触っている時間が多くなるので、香りを確かめたり、花弁の表も裏もよく観察するようになるからだと思います。



最終的に、母親には赤ピンクのプルメリアとJL Marekaで作ったレイをプレゼントしました♡

Bye and Hi!

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雨の日が続いていたけれど、しばらくぶりの晴天、しばらくぶりの農場。
葉も落ち始めて花も終わりかけているな〜、と思っていたのもつかの間。
ハワイのプルメリアはバイバーイ!と去って行ったと思った瞬間にハロー!って戻ってきました。


左の黄色い葉1枚は古い葉で、残りの5枚は新しく出てきた葉です。花芽も出てきています。

今年咲いていたお花はだいたいこんな感じ。花軸が伸び最後の数輪だけ咲いています。


上の方の葉は比較的残っています。冬の間はもうちょっと全体的に丸坊主に見えますが、それと同時に新しい葉もゆっくりと動き出してきます。



よく見ると色んな所に花芽を確認することができます。秋から冬にかけて全体的に花は少なくなりますが、必ずどれかの品種が咲いていてくれるのはうれしいです。


少し分かりにくいですが、下の方の葉はほとんど落ちています。


こちらも葉が落ちた枝からは、さっそく花芽が。ハワイの方が早く落葉して、早く動きだしているようですね。

12月頃はどんな状態だったのか、丸坊主になるのか、動きだした葉は冬に停滞するのか、今付いた花芽はいつ頃開花するのか、あまり覚えていないので、この(観察しやすい場所に植えられている)Penang Peachを基準に定期的に冬の様子を追ってみたいと思います。

Penang Peachハワイの越冬観察:9月18日 上の方の葉は残っている。下の方の葉はほぼ落葉。一部葉が動き出している。花は残っていない。一部花芽が動き出している。

さび病

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夏の終わり頃になるとハワイでは『さび病(RUST)』が一気に増えます。気温が高く湿気が多かったり、プルメリアの葉がたくさん茂り風通しが少し悪くなるのも一因だと思います。『さび病』はオレンジ色の小さな粒状の粉が葉の裏についているように見えます。
ただ、これによってプルメリアが枯れる事はまずありません。葉が枯れ落ちたりして成長を妨げる可能性はありますが、薬剤を使用したりする必要はありません。プルメリアは冬に葉を落としますし、特に鉢植えでは、見つけたら早めに葉を取っておけば全体に広がる事はないと思います。


さび病の原因:
さび病を引き起こす菌には同じ種類の植物体上で生活を繰り返す「同種寄生菌」と2種類の植物の間で交互に生活する「異種寄生菌」があります。冬に枯れる植物に寄生する「同種寄生菌」は、被害植物体上で越冬し、「異種寄生菌」は冬の間は『中間宿主』と呼ばれる別の種類の植物体上で越冬し、それぞれ発生源となります。
参照:住友化学園芸


なぜかさび病が発生していると、他の害虫がよってきません。プルメリアによくある「ホワイトフライ」や「ハダニ」等も見かけません。何事にも良い点と悪い点があります。微妙なバランスで成り立っているのだな〜と思います。

そんな中『さび病」が発生しない(もしくは発生しにくい)プルメリアがいくつか存在します。

例えばこのISABELLA(イザベラ)。幅広の大きい葉が美しい、原種のプルメリアです。何が違うのかわかりませんが、さび病を寄せ付けません。面白いですね。



鉢植えいろいろ

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鉢植えの写真をアップしました!→http://plumeria.theshop.jp

JL Allison


 Duke

 Heidi


 Keiki

Lei Rainbow


Ruby's Rainbow


 Singapore White


 Vera Cruz Rose

 JL Clark's Wave

 JL Queen Kapiolani

Happy Plumeriaの開花♡

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ハワイでは完全に花が終わってしまっていますが、日本からの開花報告です!!このプルメリアが2014年に命名された後、初めて購入してくれた方の花が開花しました。以下ご本人のコメントとともに写真をご紹介させていただきます。



「花のサイズも初開花から8cmクラスの花が咲きました。」
>>花弁の黄色い部分がくっきりとハート柄になっているのが特徴のJL MAREKAです。


「鉢は7号スリットで、土から80センチの高さで花芽が付いています。葉っぱは厚みがあります。」

>>枝は比較的まっすぐ伸びます。親木もそうです。カットしやすいので好きです。確かに改めて葉を見てみると厚みがあるように見えますね。



「台風で温室にしまっていたら室内がJL Marekaの香りで最高でした!! 存在感もあり、ルックスも最高です。今日一日中、Happy Faceです!!」
>>香りは農場で嗅いだときはあまり良くわからなかったのでマイルドです。と紹介していましたが、その後、このお花でレイを作った時にとても香ったので、思っていたより香りが強いことに気がづきました!!


「プルメリアを初めて咲かせた時のあの嬉しさより嬉しいです。プレッシャーや重みがあったので余計だと思います。」

>> プレッシャー???と思いましたが、過去のブログを見て納得。まだ誰も育てた事がない(自分も育てていなかった)プルメリアだったので、根付きやすいのか、育てやすいのか。という事を知りたかったので「よろしく〜!」と全てをSさんに託したようでした。大変失礼いたしました。





>>花弁の裏側は太めの赤いボーダーが入っていますので、蕾は赤いです。赤い部分が目立つな。と思っていましたが、よく見ると花弁の裏側の半分近くがくっきりと赤いですね。改めて気が付きました。台風でしばらく室内にあったようなので、太陽があたればまた一段と元気良く咲いてくれると思います。



>>S様、うれしいご報告ありがとうございました。(開花させた後の記念写真もあれば掲載しておきますので送ってくださいね。)






Mary Pukui

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ハワイにちなんだ人の名前のプルメリアは数多くあります。私は花の名前を覚える時には、歴史や背景を調らべ、それと繋がる話しがあるとより興味が湧き、覚えやすくなります。
メアリープクイというプルメリアはイエローで、ぷっくりとした丸い花弁はエディモラーニにも似た雰囲気を持っています。葉を見ると気づくかと思いますが、厚みがあり少し丸葉で、オブツサ種を受け継いでいることがわかります。




メアリープクイさんの名前に親しみはなくても、このハワイ語辞典を見たことのある方は多いのでは?そう、この辞書の著者がメアリープクイさんです。フラダンサーでもありました。


JL Starligntのプルメリアの紹介の時に一度登場しています。Celadineより以前はこのイエロープルメリアがフラダンサーによってレイフラワーとしてよく使用されていたという話しです。Celadineというメジャーな品種はハワイ大が推奨し、その後ハワイのレイ産業としてもポピュラーになり、今に至ります。

Mary Pukuiの花はハワイ大学の研究農場からのもの、名前はメアリープクイさんの家族とも親しかったドナルドアンガス(←やたら家族の会話に登場するので、ほぼ親戚のおじさんみたいになってきたww!)が名付けました。



実生の開花!

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横浜にお住まいのK様よりうれしいお知らせをいただきました。

ジムリトル産MIX種を2013年に植え付け最初に発芽したプルメリアだそうです。花は2輪づつ順次咲き蕾も2つづつ膨らみ、蕾が3段ついていて、ひねりのある花びらがとても特徴的だそうです。香りは微かにするようです。





MIX種からの親木の特定はさすがに出来ませんが、変わった品種の種からでないと変わったお花はなかなか咲いてくれませんので、良い結果をもたらした例ですね!香りは摘んだ後にさらに強くなったり、時間がたってまた嗅いでみると違って感じたりしますので試してみてください!残念ながらご本人様は香りが嗅げないようなのですが、きっとこの色と形から甘い香りが感じられると思います。

植え付けてから3年で開花したのもちょうど良いタイミングだと思います。植え付けて最初に発芽したプルメリア。という事でしたが、花を咲かせる為には10粒植えたら生長の良いものを優先的に育てるのが良いと思います。



プルメリアの種






Waimea

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庭に1本だけ植えられるとしたら、何を植えますか?いや、1本だと難しすぎるので3本にしましょう。プルメリアを育てはじめた頃のお気に入りは確か以下の3種でした。 CELADINE(セラディン)HEIDI(ハイジ)PUU KAHEA(プウカヘア) その後、花だけでなく葉の色や形も好きなメレパボーマン。花の形状大きさと厚みと色が好きなインディアなどもお気に入りに加わりました。 MELE PA BOWMAN(メレパボーマン)INDIA(インディア)
今だったら、もっとノースショアにちなんだ品種を選ぶかな。ワイメアも良いですね。丈夫だし、よく咲くし、色の発色も美しいし、ノースショアで見つかった品種(自然交配)だし、ワイメアという名前も身近です。見るたびに良い品種だなと思います。 WAIMEA(ワイメア)





庭植えだったら?という仮定だから、JL Hawaiian Coral(JL ハワイアンコーラル)とかJL Hula Girl(JLフラガール)が良いかもしれない。道行く人が花の多さにびっくりするだろう。JL Black Ruby(JLブラックルビー)は開花期がすごく長かったので育てるのが難しそうに見えるけれど案外良い品種。
結局、育てる品種が増えるたびに(咲かせるたびに)お気に入りが増えていくだけなので、決められません。。。

接ぎ木

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地植えの成熟した木が多いのは良いことですが、10年くらいしたらばっさりとカットして、リフレッシュした方が新しい元気が枝が出てきます。
成長も早い。


葉っぱも大きい! 枝も青々していてフレッシュできれい! でも、若いグリーンの枝はカッティングには向かないので、しばらく生長を待ちます。


ジムリトルは接ぎ木をしない事でも有名です。タイで大量のJLメタリカが数センチの長さに細かく切られて、接ぎ木されているのを見て悲しくなった。と言っていたので、自分の子供が細かく切られているようでトラウマになったのだと思っていましたが、理由はそれだけではないようです。
通常実生の台木の方が生長が早いので、育てているうちに段差が生まれてきます。アートの先生だった彼にとって、コブみたいになる様子が美意識として受け付けないようです。農場にはほぼ接ぎ木はありませんが、友人より譲り受けた苗が数種類のみ残っています。

私の場合は、発根させる過程も好きなので普通に植える派ですが、接ぎ木の利点は:
うまく根付かない(または枯れかかった)ものを接ぎ木して救う事もできる。台木となる実生苗の根は強いので比較的寒さにも強い。早く花を咲かせるためにも良いテクニック。その気になれば30cm長さの穂木から沢山の同じ品種の苗が作れる。
などがあげられます。 一概にどっちが良くて、どっちが悪いという問題ではありません。
いずれにしても、いろんな園芸品種を育てるようになると、いざという時のために台木用の実生苗をいくつか育てておくのは良いと思います。プラス、私の場合5年以上咲かない実生は即、台木行きでした(笑)

ちょっとテクニックが必要になるので、怖くてやった事がない。という人も居るでしょう。私も下手な方ですが、フレッシュならかなり成功率が高いのであまり怖がらずにやってみてください。切り口が乾燥する前にやる。接ぎ木テープでがっしりと上下を固定させる。台木と穂木をぴったりと合わせる事ができれば成功します。
自分が得意なやり方、またはその時の状況に合った方法で取り組むのが良いと思います。








いろいろ収穫

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ハリケーン一過により、すごい快晴!久しぶりの農場でした。暑かったです。今日はプルメリアのカッティングをしに農場へ。
雨が多かったせいか、水圧でパイプラインの水道管の蛇口を開くにもひと苦労。ゲートのロックの鍵とチェーンはやたら重いわ、バイクはエンジンがかからなくてヒモみたいな部分を引っ張ってエンジンかけないといけないは、始めるまでにすでに体力消耗。
プルメリア収穫の前に、他の植物が気になって。。。
まずは、パパイアが背が高くなりすぎたので剪定。グリーンパパイヤサラダでも作らないと。


はしごが壊れたので、枝を剪定した方が早いと思った。

車の荷台に乗って、脇芽の上からカット。



パパイヤの幹は案外やわらかいです。ノコギリで切り落とします。


農場のパパイヤはどれも植えたものではなく、鳥が種を落として勝手に育ったものです。誰かが、鳥が食べた形跡のあるパパイヤは自然交配種で、遺伝子組み換えのパパイヤは鳥が食べないって言ってたけど、本当かな?でもパパイヤ自体、もとは遺伝子組み換えの技術がなかったら今のようなパパイヤは生まれなかったらしいので、遺伝子組み換えの技術が良い方向で生かされた例だと思います。


バナナも収穫。バナナは一回収穫したら終わりなので切り倒します。これはアップルバナナ。小ぶりのバナナですが甘くて美味しいです。

脇に小さな株が育っているのでそれを育てます。バナナの幹の断面はタケノコのよう。


食べ物を収穫するってとっても嬉しい事ですよね。この環境に心から感謝。
午前中だけなのに、ぐったり。シャワーを浴びてお昼を食べて、午後からはお仕事!と思っていたけれど、気づいたら寝てました。