2016年10月10日月曜日

実生と挿し木「根」の違い

午前中は農場に行く予定が、ずっと雨だったので、家で植え替えをすることにしました。久しぶりに土に触ってちょっとリラックスしました。

たっぷりと水を含ませておいて、固まっている「ピートモス」をよくほぐします。それから「パーライト」を足します。




よく混ぜ合わせて『培養土』の完成。



あと1ヶ月早く植え替えてあげたかったけれど、秋になってしまいました。ハワイの良いところは最適な時期ではないかも知れないけれど、ほぼ一年中植え付けや植え替えが出来るところ。



1つの小さな鉢に入っていた実生苗(種から育てた苗)も植え直してあげます。



「種から育てた苗の根」は「挿し木苗から育てた根」とは根本的に違います。



下図(左)のように「実生の根」の特徴は『直根』です。根はまっすぐ地下深く侵入させる性質を持っています。

下図(右)のように「挿し木の根」は横に伸びる習性を持っていて、直根に変わるものは出ません。枝から根を出すので、実生とは全く根の性質が違います。




実生苗のほうが、強健で、根の張りもよく、環境適応性も高く、根腐れも起こしにくいのは、この太く真っすぐ伸びた根のおかげです。接ぎ木の台木として最適なのは、このような理由からです。



白っぽい細い根は冬の間にすべて枯れてしまいます。ある程度太い根だけが残って春に再び新しい根を出します。挿し木苗の根も1年目は細いですが、徐々に太くなって、環境適応性も出てきますので、まずは1年目の冬越しを気をつけるようにしてみてください。