秋の発根実験
発根実験の開始は8月の最終週。今日で2ヶ月くらい経ったところです。
1)そもそもは、ワックスコーティングの実験でした。カッティングにワックスでコーティングすれば、冬場植えなくても水分が蒸発しにくく、長持ちするのではないかと。
という過程のもとで始めましたが、コーティングして、1ヶ月くらい置いておいた結果、苗木自体が少し乾燥してしぼむのと、カルスの形成とともにワックスを押し上げるので、すぐに亀裂が入りあまり意味がない事が判明。→結果ワックス実験は失敗。
2ヶ月前 |
これは薄めにコーティングしたけれど、厚めにコーティングしてもほぼ一緒。
2ヶ月前 |
カルスがもりあがってきて、ワックスを押し上げているのか、エッジに亀裂が入っています。
2)その後、ワックスは取らなくても根は出るのか実験に変更されましたが、1ヶ月ちょっと経っても動きが見えず。。。
2ヶ月前 |
今日気になって、鉢から抜き取ってみましたが、発根を確認!ワックスは取らなくても、根が押し上げてくれるので問題ないようです。
今日 |
3)ついでに「根が動きだすと、葉も動きだす。」という一般的な通説には例外がある事が判明!
ハワイで秋にプルメリアを植えると気温があるので根は出てくるが、落葉の時期と重なり、葉が動かない。という思いがけない面白い結果が出ました。
2ヶ月前から今日までほぼ変化なし |
日本でこの状態だと、根が出ていないと判断すると思う。う〜ん、奥が深い。