シャボテンとしてのプルメリア

プルメリアの本棚を整理していたら色々出てきたので、ちょっとご紹介。

「シャボテン」は、サボテン愛好家のための会報誌です。そこに『キョウチクトウ科の多肉植物』という記事が掲載されています。「プルメリアは多肉植物か?」という内容の取材をプルメリアの会報誌(PU PRESS Vol24)の為にしていた時に頂いたものです。


シャボテン59号は昭和41年7月15日発行の(生まれる前!)古い記事ですが、プルメリアの文字や記事を発見するだけで嬉しくなります。サボテンじゃなくて「シャボテン」の響きが良い感じ。今は「カクタス」って呼んでますよね。



プルメリアも『プルミエラ』属 (PLUMIERA) になっていました。いつからプルメリアになったのでしょう...?確かにプルメリアを発見したのは、フランスの植物学者、チャールズ・プルミエさん。「プルミエ」がなぜ「プルメリア」になったのだろう?と素朴な疑問を持っていましたが、『プルミエラ』はこの発見者の名前に近いですね。

〜古くから多肉植物として本属がとりあげられている記録を散見するが、一見多肉植物とはいいがたい感じである。だが文献の記述をみると、多肉質の非常に太い幹のものもあるとされている〜(記事より抜粋)

プルメリアは多肉っぽくないけど、やっぱり多肉植物の性質を持った植物なのだそうです。



〜花は赤から白で大輪、5〜10cmくらい。写真はその際撮影したものだが、残念ながら開花直前でその美しさが表現されていない。〜とありますが、確かに残念な写真ではありますが、その時代の様子が分る記事って貴重ですね。





こちらは、シャボテンからカクタスとすでに呼ばれるようになっている、2005年のカクタスカタログですが、種類が豊富!!!しかも、手描きのカタログ(印刷物)です!私にとっては結構な衝撃(笑)というか新鮮すぎる♪

古い植物カタログも好き。


多肉植物の事をもっと知るとプルメリアの事も分るかな〜。なんてふと思いました。