プルメリア、秋の根の状態。

ハワイもわりと涼しいなと思っていましたが、日本の涼しさは、これからグングンと気温が下がる気がしてちょっとドキドキしますね。まだ涼しくなられては困りますが、プルメリアも秋に入り少しずつ休眠の準備へと入っていきます。そろそろ水の量を控えていきましょう。

ハワイで地植えされているプルメリアを見ると良く分かるのですが、品種によって開花時期が大きく異なる事が見てとれます。簡単に分けると次の3つ。

  • そろそろ花が終わる頃(通常)
  • 現在も開花中(遅咲き)
  • 現時点ですでに花も葉も無い。でも、新しい葉が動き出している(早咲き)

『通常』というのは3、4月頃花芽を付けて6月頃に満開を迎える、プルメリアのベーシックな咲き方。(Celadine等)
『遅咲き』は秋に満開を迎えるタイプ。咲き始めが通常より遅いと推測される。
『早咲き』通常のプルメリアは葉を落として休眠する頃にすでに次の花芽をつけはじめるので、3、4月頃にはすでに満開。

そんな開花期の違うプルメリアは『根』にもしっかりと違う表情が見えていました。

【遅咲きプルメリアの根】現在も花をたくさん付けている品種の根を確認。まだ根が白く動いている事が分かります。休眠はもうしばらく先のようです。
根はまだ成育中

【通常〜早咲きプルメリアの根】花はもうそろそろ終わりを迎えます。それと同時に根も休眠に入るようです。根の色は茶色く変色しシワシワになっています。白い根が少ないのが分かります。
休眠に入りかけている根
日本では15度以下になったらいずれにしても生育はゆるやかになってくるのですが、細かく分けるとプルメリアも品種によって休眠時期が多少異なるという事です。