ハワイでは冬でも植え付け

ハワイのノースショアでは夏の間は穏やかだった波が高くなり、冬の到来を告げています。

去年までは気温20度を少し下回るだけで「凍える!!!」と大騒ぎしている人たちを笑っていましたが、今年は気づいたら自分もフリージング!(凍える)という言葉を使っていました。半袖短パンで寒い!って言っているだけなので、さすがに「凍える!」は大げさです...。




農場からも白波が立っているのが見えます。




こんな日はビーチで遊ぶのも少し危険です。

(C)Clark Little

ノースショアはホノルルより気温が1、2度低いです。そして、さらに山の上は1、2度低いので、すでに葉を落とし始めています。

ハワイではプルメリアの苗のカッティングは真夏より、葉に水分を取られないせいか、春と秋の方がカッティングに向いています。

植え付けもあまり気にせず年間を通して植えられますので、11月にカットして植え付けて春までに根付ける事ができます。(品種によって差がありますが)



プルメリアの剪定と植え付け(長さも重要)

プルメリアは枝をカットして切り口を乾かしてから植え付けます。(日本で増やす場合には「春」にカットして植え付けるのがベスト!

農場では大きな枝もそのまま地面に直接挿して増やしていますが、あまり大きいと根付くのに時間がかかります。

下記の写真は同じ品種を同日にカットして切り口を乾燥させて、同じ日に植え付けたものです。右の小さい方の枝は葉が展開しているのが分かるでしょうか?根が出始めている証拠です。左の背の高い枝はまだ根付いていません。

苗木も同様に長すぎる枝より少し短めの方が早く根付きます。来春剪定をして、大きな枝をカットしたとしても、30cm以内に切り戻してから植えた方が良い結果が得られるでしょう。




水のパイプが通っているにもかかわらず、何も植わっていなかったので、食べ終えたパイナップルを植えてみました。ドールのパイナップルと同じノースショアの赤土なので美味しいパイナップルが実るハズ!