Moragne Yellow

Moragne Yellow(モラーニ・イエロー)はJL ナーセリーが個人的に所有していたモラーニ品種です。多分、ハワイ大学の研究農場と、JLナーセリーにしかないと思われます。

ビル・モラーニはジムリトルに品種交配の道への影響を与えた人物でもあります。ビルさんはカウアイ島でナーセリーを営んでいた人物で、プルメリアの交配を行なったパイオニア的人物です。

モラーニ種の基礎知識:
大輪の「デイジーウィルコックス」と赤色の「スコットプラット」を掛け合わせて出来たシリーズです。この1回だけの品種交配でビルさんは様々な素晴らしい品種を作り出しました!この1回の品種交配で植えたシリーズ(品種名、またはそれに変わる#ナンバーがついています)以降、彼がプルメリアの品種交配に取り組む事はありませんでした。そして、それをジムリトルが引き継いでいるという訳です。

モラーニ種の特徴:親のデイジーウィルコックスの血を引いた大輪種です。花経はどれも12cm〜15cm以上あります。枝も太くて樹形も大きいです。





光が強くて写真の色が飛んじゃったけど、もっと全体的に黄色です。白っぽいピンク色のデイジーウィルコックスと真っ赤なスコットプラットから、様々な色合いのプルメリアが生まれるのはとても不思議です。両親の目の色はブラウンだけど、隔世遺伝で子供が青い目だったりするのと同じかしら?