園芸ガイド2003夏号

懐かしい雑誌が出て来た。園芸ガイド2003年8月夏号。

はじめて雑誌に記事を書いた時です。マットさんが編集者の人を紹介してくれました。確か、その年の夏には間に合わず、翌年同じ編集者の方が来てくれて、写真を撮ってくれました。こんな内容を入れましょう、と話し合って文章は後から送りました。


トロピカルプランツという特集で「マンデビラとプルメリア」が一緒に紹介されています。表紙に使われているCeladineは私が育てたはじめてのプルメリア第一号です。ABCストアで買った苗木です。すごく大切に育てられていたので「お嬢」という名前が付いています。毎年沢山の花を咲かせ、楽しませてくれました。お嬢はその後2m以上になり、事務所を引っ越しする時に小さく切られてしまいましたが、その分身が今でも健在です!



植え付けの方法を説明したり…。この時からプルメリア・ユニバーシティの活動と同じような事を続けていますよね(笑)



シンガポール、カウカワイルダーやデイジーウィルコックスを紹介しています。


懐かしい〜!赤坂の事務所のベランダ。仕事よりプルメリアを眺めている時間の方が長かった頃です(笑)。そうそう、事務所の社長(マットさん)に「それだけプルメリア眺めているんなら、雑誌に記事くらい書いて形に残せ!」と言われた頃です。はじめは自分の意見を言葉で残すのが怖かったのですが、なんでも慣れるものですね。それがのちにプルメリア・ユニバーシティへとつながり、色んな人と考えを共有したり、自分の楽しみを増やす事になるとは思っても見ませんでした。


この場所、坂の上で日照条件も風通しもとても良く、L字型にベランダがあったので、すごく使いやすく、何もしなくても植物が良く育つ場所でした。一番奥に見えるのが一坪温室です。小さいけれど、自分だけの実験温室ができてすごく楽しかったです。

写真手前のシンガポール・ホワイトも大きく育ちました。2本一緒に植えてあって、そのうちの一本が毎年のように良く咲いて優秀だったのですが、植え替えたら、その良く咲く方が枯れてしまったんです。その時「プルメリアの植え替えは慎重に」と学びました。あまり根鉢を小さく切り戻さないように。太い枝を切らないようにした方が弱らないです。

真冬にする話ではなかったかも知れませんが、植え替えをする方は今年の春の参考に。