オブツサ種 植付けの時期

プルメリアのオブツサ種(Obtusa)は一般的にはシンガポール・ホワイトと呼ばれています。これは葉先が丸く厚みと光沢があって、冬でも葉を落とさない常緑種です。

毎年植え付けをしていて感じた事ですが、オブツサ種は6月以降(梅雨の頃からそれ以降)の方が植え付けるタイミングとして良いようです。
4月・5月は少し早い。
4月に苗木が手元にあっても慌てずギリギリまで乾燥させておいて(すごいトリックはありません。ダンボールに入れて放って置いているだけです...)気温が高くなってから植え付けています。

これは7月頭にまとめて土にさしておきましたが、7月末のイベントに発根が間に合わなかったので、イベント後に鉢に植えてあげて、根気よく待つ事にしました。ちゃんと根付くまで気になるでしょうが....あまり動かさず植え付けた事を忘れているくらいがちょうど良いのです。

土にさしておいた時期を含めると約2ヶ月。無事発根したようです。

鉢の大きさをご覧ください。私は植え付けにはあまり大きな鉢を使いません。これは4号鉢です。上のバランスに対して小さ過ぎるように見えるかもしれませんが、乾かし気味に管理したいのであまり大きくない方が都合が良いのです。水は1週間に1回たっぷりあげていました。一日中日の当たる場所に置いてある場合はもっと水やりが必要です。植物の水やりは「乾いたらたっぷり」が基本です。

ちゃんと根付いたら来年以降もう少し大きな鉢に移植すればしっかりと大きく育ちます。プルメリアの場合、好きな品種を育てたくなったら、苗木を発根させる事が一番最初の大きな課題(花を咲かせる事はその次のステップ)になりますので、参考にしてみてください。