品種紹介 14
ALOHA!
今週の品種紹介です。
JL Allison(JL アリソン)
この花はジムの孫娘「アリソン」にちなんで名付けられました。ゴールドとピンクの厚手の花びらに流れるような赤いラインが入った小さめの花です。甘い香りがあり、上に育つ習性があります。
★色は少しJLドリックにも似ていますね。可愛らしい形状です。
JL Cherry Blossom (JL チェリー ブロッサム)
ホワイト、ピンク、イエローのとてもユニークな花です。この花は、花弁に流れるような白い筋が入っており、花弁のふちには、はっきりとしたピンクのラインがあります。甘い香りで、中型の樹形です。
★淡いピンク色が可憐な桜をイメージさせたのでしょう。花は結構大きいです。
Cookstown Sunset (クックスタウン サンセット)
美しいトロピカルなカラーが混ざり合った花です。標準的な樹形です。花の直径は7.5cmほどで、とても良い香りがします。この木には大きくていっぱいの花が咲くため、遠くからでもよく目立ちます。
★元気が出るトロピカルカラーのプルメリアはいいですよね。お花ってほんとにキレイな色を作り出しますよね。
Gloria Schmidt(グロリア シュミット)
とても鮮やかな、弾けるようなカラーです。中心は輝くようなイエローオレンジで、ふちは濃いピンクです。とても甘い香りで、樹形は中型の立性です。
★こちらも鮮やかなトロピカルカラー。Cindy Schmidt(シンディー シュミット)の奥さんのグロリアさんです。何と何を掛け合わせたものか書かれた手紙が確か家にあったと思い探しましたが、見つけられませんでした。
JL Freckles (JL フレックルス)
花弁に流れるように、美しい黒いそばかすがあるのが特徴です。花は濃い赤色で、7.5cmほどです。樹は中型の樹形で、甘くスパイシーな香りがします。
★「JLそばかす」ちゃんです。
JL Kaleidoscope(JL カレイドスコープ)
トロピカルな色彩が多彩に混ざり合うユニークな花です。シンガポールの甘い香りで、樹形は中型です。この花は、ジム リトルファームで作られた、最もエキゾチックなカラーの組み合わせの 1 つです。
★たまに出てくる斑入りではなく、いつでもこの色です。
Kauai Orange (カウアイ オレンジ)
この品種は、ピンクホワイトとイエローが混ざり合った、鮮やかで純粋なオレンジ色の花弁です。樹形は中型で、甘い香りがします。
★樹形も小さめで花をいっぱい付けます。
JL Hang Loose(JL ハング ルース)
ハングルースは、ベルベットのような厚みのある花弁がリボン状に垂れ下がるユニークな花です。マイルドな甘い香りがあり、中~大型の樹形です。
★枝は細くゴツゴツしていています。葉もオブツサ種とのハイブリッドなのか、光沢と厚みがあります。ちょっと変わっていて好きな品種の一つです。
Leela(リーラ)
この花には ゴージャスな虹色カラーのよじれがあります。長くカールした花は、樹形は立性です。甘い香りで、たくさんの花を付けます。
★こちらも花弁が長くカールしているタイプ。花弁長いシリーズを集めて紹介しても面白いですね。
JL Giant Shell(JL ジャイアント シェル)
この花は美しい大きな貝殻のような形をしており、甘い香りがします。樹形は大型で、丈夫な枝です。
★枝が太くて丈夫な感じが好きです。どう育てても枯れそうな気がしない。
Mele Matson(メレ マトソン)
メレ・マトソンは、美しいピンク色の花弁の花で、中心にオレンジとゴールドが渦巻き状に入っています。中型の樹形で、甘い香りがします。
★こちら、もっと人気が出ても良さそうな品種。以前ブログでもマトソンの名前の由来を紹介しました。
Bali Hai(バリ ハイ)
白地に金色のゴージャスな花が房状に咲き、花持ちが良い品種です。早咲きで開花期が長く、とても良い香りで、真っ直ぐに育つ習性があります。
★バリから持ち帰った品種なのでしょう。あえて「フランジパニ」と呼びたいプルメリア。
Sally Moragne(サリー・モラーニ)
10センチほどのとても美しい花で、中心はきれいな黄色に赤いラインが入っており、うっすらと白っぽいピンク色をしています。とても良い香りで、比較的育てやすい品種です。
★ハワイ・カウアイ島で品種交配されたモラーニ種。サリーは娘さんの名前です。
そういえば、今年プルメリア農場のツアーでビルさん(モラーニ種を交配した方)と交流があったという方が参加されていたと聞きました。
ハワイの農場ツアーも10月末で今年は終了となります。ハワイのプルメリアもだんだんと休眠の時期に入りますが、涼しくなってきて元気を取り戻してまた咲き始めています。