品種紹介 12
ALOHA!
もう10月ですね。アメリカはのお店はもうオレンジ色とカボチャのハロウィンカラーになっています。ハロウィン、サンクスギビング、クリスマスと立て続けにイベントがあり、バタバタと終わってしまいそうです。
今週の品種紹介です。
JL Banana Berry(JL バナナ ベリー)
花の中心は鮮やかなイエローで、花弁の端は紫がかったピンクの花です。花弁は幅広で、重なりあっています。甘い香りで、樹形は中~大型。質感の良い花で、直径は5~6cm程です。
★一瞬花弁の数が少ないのかな?といった感じに見えますが、通常の5枚花弁です。花弁の付き方、重なり具合がちょっと違うユニークな形状をしています。
JL Sensation(JL センセーション)
JLセンセーションは、特に鮮やかなレッド・ピンクの花です。花の中心は、ピンク・オレンジ色をしており、花弁は丸く濃いレッドで、先端は尖っています。
★先端が尖っている花弁を「パゴダ」タイプと呼んでいます。ビルマの先端が尖った仏塔の形状が由来だと思いますが、プルメリア専門用語になりつつありますね。 JLゴールデンパゴダ、JLピンクパゴダ、JLデーン、JLゴールディロックス、バリパレスなどがそうです。
Donald Angus(ドナルド アンガス)
ドナルド アンガスの花は、ピンクとレッドが見事に混ざり合っています。中型のコンパクトな樹形で、甘い香りがします。
★形がとても均等で美しく、色も鮮やかで香りも良い、プルメリアの王道な雰囲気を漂わせる品種です。ドナルドアンガスはジムさんをプルメリアへと導いた恩師(エキセントリックな友人)でもあります。
JL Trumpet(JL トランペット)
花の形がトランペットに似ているという点で、とても珍しい花です。白い花弁の裏側には、はっきりとした赤い帯が入っています。花の中心にある太陽の光の輪のような色に、柔らかなホワイトが混ざり合っています。甘い香りで、樹形は中型の立性です。花弁には厚みがあります。
★トランペットの名前がふさわしいプルメリア。花弁も枝もガッチリとして丈夫です。
Intense Rainbow(インテンス レインボー)
この美しい花は、濃いレインボーカラーで、レイメイキングに適しています。甘い香りで、樹形は中型です。
★コントラストがはっきりとして、色が濃い状態の事を「インテンス」と呼びます。雨が多くなる秋から冬の季節、ハワイでもくっきりと濃い虹が見られる機会が増えてきます。
JL Queen Kapiolani(JL クイーン カピオラニ)
この豪華な9cmほどの花は、ピンク、ホワイト、イエロー、オレンジのとてもキレイな色です。光沢のある質感も大きな特徴です。樹形は中型で、素晴らしい香りがします。
★近くて見ると濃い色の花弁に明るい色の細かいラインが入っていて、とてもユニークな色合いをしています。
Jean Moragne Jr.(ジーン モラーニ ジュニア)
この花は、とても鮮やかな、イエロー、オレンジ、ピンク色をしています。とても花つきの良い樹で、樹形は中型の立性です。香りは甘く、丈夫な枝です。
★花が大きくとても良く咲き、ゴージャスです。モラーニ種が咲くと、どれも大きな花房を付けるので、ひときわ目をひきます。
JL Hawaiian Fire(JL ハワイアン ファイヤー)
この品種は、強烈にパンチの効いたカラーで、大きな花房です。幅広の花弁には、流れるように赤い筋が入っているのが目立ちます。花持ちが良く、とてもバランスの良い樹形です。
★育てるのが難しそうに見える色合いですが、植え付けるのも簡単で、花付きも良く、コンパクトな樹形です。
Kaleinani(カレイナニ)
この美しい花は、イエローとゴールドで、先端がわずかにピンク色をしています。花は保存性が高く、甘い香りです。丈夫な枝で、樹形は中型です。
★由来は分かりませんが、どなたかの名前でしょうか。ハワイ大学から来ている品種だと思われます。
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今年は12月ごろから来春のプルメリア苗の予約の準備を始めたいと思っています。あと2ヶ月あるので、ホームページもアメリカのサイトに合わせて更新の作業も進めていきたいと思っています。
ALOHA