プルメリア種から増やす②
>>プルメリア種から増やす①の続きです。
今後はハイブリッド種として葉に違いが見られるか(通常は丸葉)を観察したいと思います。
ミニチュアプルメリアのDwarf Singapore Pinkの種を植えてほぼ予想通り2週間で発芽しました。
発芽率の実験結果ですが、上の写真がパーライト100%、下の写真がパーライトとピートモス50%ずつ。ピートモス入りの方が水分が多いせいか、若干発芽が早かったです。
発芽率については(昔プルメリアユニバーシティの実験で3種類の培養土で実験しましたが、その時も発芽率は変わらなかったように...)今回も1鉢に35粒ずつ植えて両鉢とも11粒ずつ発芽しています。小さい種なので通常のルーブラ種より発芽率は悪かったですが、培養土による発芽率の違いは見られませんでした。
植え付け約1ヶ月後 |
成長の違いは見られました。ハワイは天気が良すぎてパーライト100%だとすぐに乾いてしまうので頻繁に水やりが必要ですが、日本では良いと思います。
ピートモス入りの方が4枚目の葉が出ているので、少し成長が早いです。
Celadine(写真左側)の発芽と比べると、Dwarf Singapore Plumeriaとの発芽率の違いは一目瞭然ですね。
左:Celadine 右:Dwarf Singapore Pink |
Dwarf Singapore Pink 成長途中のシードポッド。2箇所も付いているのを見つけました。