品種紹介5

 アロハ〜、夏バテしていませんか?

私はカッティングと雑草刈りで、先週はかなりバテていました。栄養不足にならないように注意しないといけないです。昨日は庭の野菜と豆をいっぱい入れたスープを作っておきました。楽しみにしていたミニチュアコーンは日本帰国中に固くなってしまいましたが、種を収穫してポップコーンを作ってみます!


JL Madame Pele(JL マダム ペレ)

激しく流れる溶岩流からあらゆる創造物をうみだした、ハワイの女神ペレにちなんで名付けられました。花弁は、まるで流れる溶岩のような、鮮やかな珍しい色合いです。8cm程の花には、放射状にラインが入り一際目を引きます。レイにもむいており、キャンディのような甘い香りがします。樹形は立性です。

★毎日の農場整備と、ツアーガイドと、eBay販売で大忙しのデーン君が一番大好きな品種。


JL Hawaiian Coral(JL ハワイアン コーラル)

ハワイアンコーラルの花はサーモンピンクカラーで、花弁がわずかに重なり合っています。樹形は中型、丈夫な枝でピーチ系の甘い香りです。たくさんの花が咲きます。

★早咲きで、葉のない早春の時期から沢山の花を付けるので、ハワイの桜のようです。ハワイではとても良く育つのですが、アメリカ本土では育ちにくいとの報告も受けています。もしかしたら冬越しが難しい品種でしょうか。

JL Charlotte Ebert(JL シャーロット エバート)

レッド、イエロー、オレンジなどのトロピカルなカラーが混ざり合った色合いの花です。花弁には美しい赤いラインが入っており、花はとても長持ちします。10cmの大輪で、甘い香りでよく枝分かれし、樹形は立性です。

もともとはJL Giant Pink(JL ジャイアントピンク)の名前で呼んでいたジムリトルナーセリーの品種です。ドナルド・アンガスに頼まれて、彼の友人の名前が付けられました。


Tomlinson Pink(トムリンゾン ピンク)

ピンクとホワイトの丸い花弁で、中心がイエローです。樹形は中型、甘い香りです。

きれいな花の形状です。育てやすいおすすめ古典品種。


Aztec Gold(アズテック ゴールド)

アズテックゴールドは全体的に濃いイエローで、エッジはホワイトです。ピーチのような香りで、よく枝分かれする中型の樹形です。

★こちらもかなり昔からある品種。香りが良いです。Celadineより樹形は大きくなります。


Kauka Wilder(カウカ ワイルダー)

カウカ ワイルダーは鮮やかなピンクとオレンジで中心がイエローです。フルーティーな香りで、樹形は中型の立性です。

★ハワイでも庭植えで良く見かける品種です。ハワイのビショップ博物館のワイルダーさんがメキシコからハワイへ持ち帰ったプルメリアの1つ。初心者にもおすすめの、とても育てやすい品種です。


Isabella(イザベラ)花弁は、鮮やかなホワイトで中心がイエローです。樹形は中~小型、たくさんの花がつき、美しいグリーンの葉なので、造園におすすめです。

★美しい明るい緑色の大きい葉が魅力的な品種。ほぼ常緑種に近いですが、ハワイでは2月頃に一度葉を落とします。


JL Hula Girl Red(JL フラ ガール レッド)写真の通り、この花は赤みがかったピンク色をしており、華やかな花を密集させて咲きます。甘い香りで、均整がとれた中型の樹形です。

★花は比較的小ぶりですが、沢山咲かせるのでゴージャスです。大輪の花も魅力的ですが、花弁が肉厚で小ぶりなプルメリアは花冠を作ったり、ダブルレイを作ったりする時に良いです。


Hilo Beauty(ヒロ ビューティー)ヒロ ビューティーは花弁にエキゾチックなブラックのラインが入るマルーンカラー(濃い赤茶色)の花です。スパイシーな香りで、樹形は中型の立性です。

★発根しにくい品種は「ギャングルート(数本まとめて一鉢に軽く挿しておく)にするとほぼ成功する」というのは私の中のルールです。


Gardenia(ガーデニア) とても甘い香りと、クルッとねじれた形からガーデニア(クチナシ)の名がつきました。花は直径6cm程で、樹形は中型です。

★枝はやや広がりやすく乱れぎみですが(笑)花はフォトジェニック♪


では、また来週〜。