品種紹介4

今週の品種紹介です。

4週目を迎えました。まだまだ終わらなそうなこの品種紹介。しばらく続きそうですが、お付き合いください。



Bill Moragne (ビル  モラーニ) 
ビルモラーニは、鮮やかなイエロー、オレンジ、ピンクのカラーが混ざった豪華な花です。花弁には、美しいオレンジ色のラインが入っています。

★巨大なモラーニ品種の中で一番小さい花がビルモラーニです。樹形もややコンパクト。(とは言っても一般的なプルメリアより大きめですが)



JL Black Ruby (JLブラック ルビー) 
ブラックルビー はダークレッドにブラックのラインが入った花です。花弁の先端は尖っており、花弁が少し重なりあっています。甘くスパイシーな香りで、樹形は中型の立性です。

★色もサイズも上品で大好きな品種!


JL Starlight (JLスターライト) 
この花はイエローとホワイトの平均10~12cm程の大きな花です。甘い香りはとても長持ちします。かつて、ワイキキでとても人気の花でした。ドナルド・アンガスが種の保存のためジム・リトルの農園に持ち込み、引き継がれています。

★髪飾りには最適の品種です。



Wildfire (ワイルドファイヤー) 
ワイルドファイヤーは、花つきがとても良い品種の一つです。ピンクとレッドの花弁の中心は弾けるようなイエローとオレンジ色をしています。甘い香りで、樹形は中型です。

★枝が燃えているように見えるほど発色の良い赤系のプルメリア。育てやすい品種です。




JL Supernova (JLスーパーノヴァ) 
花弁の中心から外側に向かって中央まで、弾けたように色が入っています。重なり合った丸い花弁の直径は8cmほどです。

★かなり特徴的でレアな品種。来年から数量限定で販売できると思います。



JL Metallica (JLメタリカ) 
ジム・リトルの最高傑作のひとつです。長い翼のような花弁は銀紫のメタリックカラーで、中心は閃光のようなオレンジ・イエローです。この花は、ジム・リトルによって紹介された最初の銀紫色のプルメリアです。甘いグレープガムのような香りで、花弁の直径は9cmほど、平均的な樹形です。よく発根します。

★簡単に発根するのですが、冬越しには少し高めの温度が必要なようです。秋までにしっかり根を育てておきましょう。




San Germain (サン ジャメイン) 
このプルメリアは、おそらく、プルメリアの中で最も強いジャスミンの香りを持っています。花房は非常に大きく、見事に均整が取れています。花弁は白で中心がイエローです。

★日本語に訳す時は(サンジェルマン)とする方が正しいのかも知れませんが、ここでは英語読みに近いサン・ジャメインとしておきます。



Nebel's Gold (ネーベルズ・ゴールド)
  7.5cm程の明るいイエローで、わずかに重なった花弁の質感が素晴らしい花です。強い甘い香りがあり、樹形は中型です。

★プルメリアらしい色と形です。



King Kalakaua (キング カラカウア)
 ハワイの統治者であるカラカウア王にちなんで名付けられた花です。目を引くようなホワイトの花の中心はゴールドで、可愛らしくクルッとねじれています。強い甘い香りで、樹形は中型、コンパクトに枝分かれします。

★説明しにくいのですが、咲き方に特徴があります。説明にあるように、ねじれながらクルッと咲きます。



Lurline Matsumoto (ルーライン マツモト) 
 ルーライン マツモトは、2.5~4cmの小さい花ですが、満開時にはたくさんの花を付けます。ホワイトの丸みのある花弁の中心はイエローで、香りは甘く、樹形は中型です。

★ノースショアのワヒアワに住む日系人のルーライン松本さんの家に咲いていたお花をジムさんが譲り受けました。キング カラカウアよりさらに小さい花です。最近農場ではこの花をレイに使用しています。小さいサイズの花がダブルレイを作る時にちょうど良いようです。
来年より販売できるように追加しておきます。


ではまた次回〜。