品種紹介2
Defel (デフェル)
デフェルは、丸い花弁の先端が尖った素晴らしい花です。白い花弁の中心は、イエローやオレンジで、パープルが特徴的に混ざり合っています。樹形は立性で、甘い香りがします。
★頬紅を塗ったようにふんわりと浮き上がったピンクがとても可愛らしいお花です。樹形がすらっとしていてどのプルメリアともちょっと違う変わった品種。
Ammaron’s Curly White (アマロンズ カーリー. ホワイト)
通常より長めの花弁が特徴的。白い花弁の中央はイエローです。樹形は非常にコンパクト、とても素晴らしい香りがします。
★アマロンズ カーリー ホワイトは花弁が長い白花。これに近いピンク色バージョンでSariah's Curly Pinkという品種もあります。来年までには根付けて追加したいと思います。
JL Diamond Head (JLダイアモンド ヘッド)
JLダイアモンドヘッドは、シンガポール(オブツーサ種)から自然受粉した苗です。シンガポールに似た半光沢の葉を持ち、枝数が多く、樹形は中型です。シンガポール同様にレモンの香りがします。
★シンガポールの実生が農場には数多く植えてあります。あまりにシンガポールに似ているものは紛らわしいので販売していませんが、ハイブリッド種ですので、日本で育てるには純粋なシンガポールより育てやすい改良された品種になっている可能性もあるんですよね。日本に持って帰って越冬実験したいです。
JL Spirit(JL スピリット)
直径10~12cmほどの大きさの花で、ネクタリンのような香りがします。常緑のオブツーサの交配種なので、写真のように美しいカラーが混ざり合っており、葉のグリーンもきれいです。樹形は立性です。
Moir (モイヤー)
ハワイの古典種。白っぽいパステル調のピンクの花で、古くから人気があります。穏やかな甘い香りで、樹形は中~大型です。
★モイヤー、トムリンゾン、メレ マトソンは、過小評価されている品種のひとつだと思います。どれもキレイな淡いピンク色のハワイアン・プルメリアです。
Teresa Wilder(テレサ ワイルダー)
風車を思わせる10cmほどの花です。スパイシーな香りを持ち、花持ちも良く、樹形は中型の立性です。
★枝が細いのに花は大きく、丈夫な品種です。
JL Elizabeth Thornton (JL エリザベス ソーントン)
ピンクの花弁の中心が、鮮やかなイエローとオレンジの花です。とても強く甘いグレープの香りで、樹形は中型の立性です。
★エリザベス ソーントンさんの功績をたたえて名付けた品種。プルメリア・ソサエティ・オブ・アメリカ(通称PSA)を立ち上げた人物です。彼女の功績はそれまで樹木としてしか扱われていなかったプルメリアを『鉢植えで育てられる事を普及した』事だと思います。
Cranberry(クランベリー)
花弁の中心がクランベリーカラーの美しいピンク色の花で、花びらには微かなピンク色の筋が入っています。甘い香りがあり、樹形は中~大型です。
★花がたくさん付くので、農場では最近レイメイキングによく使っているようです。サイズも大きすぎないので、可愛らしいレイが作れます。
Duke (デューク)
美しいピンクとラベンダーの高貴な花で、中心はイエローです。甘い香りで、樹形は中型の立性です。
★写真ではラベンダーの色合いがうまく表現しにくいのですが、光の加減によって、よりパープル色に見えます。
JL Vanilla Ice(JL バニラアイス)
2.5~4cmほどの小さくてユニークな花で、キャンディのような甘い香りがします。白い波状の花弁の中心はイエローで、グリーンの筋が入っています。樹形はコンパクト~中程度で、花付きが良い品種です。
★小さいフリル状のプルメリアはありそうでなかったのでリリース。花は小ぶりですが枝はがっしりとして丈夫です。
では、また来週〜。
ALOHA