盆栽村
今年、JLナーセリーでは超・ミニチュア種を発表予定です。去年発表したJL Tinkerbelも矮小品種ですが、それよりさらに小さいのでExtreme Dwarf種と呼んでいます。とても小さく育つのでプルメリアの盆栽のように見えます。
BONSAI ART MUSEUM(大宮盆栽美術館)では盆栽村の歴史や盆栽楽しみ方を知ることができます。
BONSAI ART MUSEUM(大宮盆栽美術館)では盆栽村の歴史や盆栽楽しみ方を知ることができます。
館内で盆栽のことについて学んでから展示のコレクションを見るので、より楽しむ事ができました。
盆栽村の歴史がとても興味深かったです。もともと東京文京区千駄木に多くあった盆栽農家が周囲の環境の悪化により移住をしたそうです。
昭和3年(1928)盆栽愛好家の移住を促し、組合員約20名から始まった「盆栽村」は環境と見学者へ配慮したユニークな住民協約が作られました。
プルメリアも10鉢以上持っていたら「愛好家」の域ということですね!!! 現在「盆栽村」の5件のナーセリーが自由に見学できます。園内は撮影禁止なので入口のみ。
昭和3年(1928)盆栽愛好家の移住を促し、組合員約20名から始まった「盆栽村」は環境と見学者へ配慮したユニークな住民協約が作られました。
- 移住する人は盆栽を10鉢以上持つこと
- 門戸を解放し誰でも見られるようにしておくこと
- 2階家は作らないこと
- 塀は生垣にすること
盆栽はおじいさんの趣味のようですが、実際には違います。始めるのは若ければ若いほど良い趣味です。立派に育つのに100年も200年もかかるのですから...。ある愛好家の人が、中学生の頃に植えた種が80歳になる頃にようやく立派な盆栽が見られた。というお話を伺うことができました。
日本滞在も最終日。また春に戻ってきます。