品種紹介19(矮小種)

ALOHA!

今週は背たけが低く小さい、矮小種(わいしょう種)をまとめてご紹介。


Dwarf Singapore Pink (ドゥワーフ シンガポール ピンク)

淡いピンク色の花を咲かせる美しい矮性品種です。 6cmほどで、素晴らしい柑橘系の香りがあり、花もちがとても良いです。成熟した木は高さ約1.2mになり、とてもたくさんの花がつき、厚く丸い葉が常緑で茂っています。別名:プチピンク

★わい小種とえばこの品種ですね。ハワイのホテルでも多く見かける事ができます。


Dwarf Deciduous White(ドゥワーフ デシダス ホワイト)

10cmほどの大きな純白の花で、中心がイエロー、花弁に厚みがあり、美しい葉がたくさんある樹形です。他のプルメリアとは一線を画す、緑色の葉が特徴的です。甘く、スパイシーな香りがします。

★ドゥワーフ(わい小)で、 デシダス(落葉性)の品種という意味です。オブツーサ種との交配種ですが、ルーブラ種の特性もあって落葉します。小さい樹形なのに、花がとても大きく大好きな品種です。



JL Keane (JL キアネ)

ハワイ大学のリチャード・クライリー博士により矮性品種として「キアネ」と名付けられた自然交配種です。しかし、ジムは、先端部分の枝の間隔が空いている(長い)ことに気づき、彼はキアネを半矮性品種に分類することにしました。他の矮性種に比べて花数が少ないですが、小さくて丸く、厚い花弁の花の香りはとても魅力的で、コレクターにとって、矮性または半矮性品種に加えたい素晴らしいコレクションとなるでしょう。

★「ドゥワーフよりはちょっと大きくなるよ」という意味合いのセミドゥワーフ 。鉢植えで育てていてもすぐには大きくならずコンパクトです。



JL Elegance (JL エレガンス)

希少な矮性品種です。発売前はジムのコレクションとしてリリースせずにいました。3cmほどの薄いピンクがかった花弁と、薄緑色の光沢のあるオブツーサ種の葉です。

★枝が原種のように細く、とても光沢のある葉が美しい希少種です。



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今週はサンクスギビング「感謝祭」です。毎年サーファー達が10代から居候をして過ごした家に集まり感謝祭のランチタイムを過ごします。そこで色んな家庭の七面鳥をいただいているので、まだ自分で焼いたことはありません。私は毎年義母さんが作っていたレシピでトマトのマリネを持っていくのが恒例となっています。

若くして海で亡くなったサーファーのトッド・チェイサーを偲んで集まる会でもあるので、お花も摘んで海に行きます。2018年に「モーメンタム・ジェネレーション」というドキュメンタリー映画にもなっているので興味のある方は観てみてください。