品種紹介17
Guillot Sunset (ギルオット サンセット)
このゴージャスな夕焼け色の花は、平均約7.5cmほどで、花びらがわずかに重なっています。樹形は中型で、ローズの香りがします。
★Bud Guillotさんの品種。ギルオット サンセット、カリフォルニアサンセット、サンミゲルなどの品種を作りました。マカハサンは彼がハワイで見つけ命名した品種です。2021年に99歳でお亡くなりになられましたが、南カリフォルニア州を中心に精力的に活動されて、多くの人に慕われていました。リトルファームでは彼の功績を称え、彼の名前を付けたJL Bud Guillotの品種を発表しています。
Katie Moragne (ケイティ モラーニ)
この花は、弾けたようなイエローとピンクが美しい花です。花びらがわずかに重なっており、先端が尖っています。香りは甘く、中~大型の樹形です。
★私はよくモラーニ78と間違えます。
ケリー モラーニ(#106)
この花は平均して10~12.5cmほどの大きさで、赤い筋が流れるように入っている美しい虹色の花です。香りは甘く中型で、よく枝分かれします。
★以前はモラーニ#106と呼ばれていて、ケリーモラーニと#106は別品種だと思っているアメリカのコレクターも多いので両方掲載しています。
Loretta (ロレッタ)
このプルメリアは、美しいイエロー・オレンジで、徐々にピンクに変わっていきます。香りは甘く、中型の樹形です。
★昔からある品種。育てやすいピンクプルメリア。
Lurline (ルーライン)
ルールラインは、花弁に細い赤い筋が流れるように入っている美しいレッド・オレンジの花です。キャンディのような甘い香りで、中型の樹形です。
★花も大きく、存在感のある良い品種です。
Madame Poni(マダム ポニー)
この品種はとても珍しく、独特のねじれがある細長い花弁で、薄いレインボーカラーの花が咲きます。甘い香りで、花は8.5cmほどです。樹形は、中型の立性です。
★マダムポニーの実生は面白い花を作り出します。ファームでも沢山植えたので今後に期待。
JL Prismatic(JL プリズマティック)
摘んだ花は、まるでプラスチックのようです。花弁には厚みがあり、花は長持ちします。樹形はバランスが良く、枝は丈夫で、甘い香りがします。
★かなり厚みのある花弁。マダムポニーの実生かも?
Moragne #23 モラーニ #23
花の色はイエローでオレンジ色の筋が入っており、先端はピンクです。この花は平均、直径10cmで、マイルドなシナモンの香りがします。樹形は立性で、大きな枝です。
★モラーニの中でも特別に大きな花を咲かせます。髪飾りを作ってみたら花が大きすぎてプルメリアに見えませんでした(笑)
JL My Fair Lady (JL マイ フェア レディ)
この花は、花弁が6枚のとてもゴージャスな花です。中心が弾けるようなイエロー、オレンジで、花弁は薄いピンクです。表と裏に赤紫色の帯があり、6枚の花弁が現れることが多いです。花は7.5~10cmほどで、樹形は中型です。香りは甘く、たくさんの花がつきます。
★少し紫色がかったピンクで、6枚花弁が多いのが特徴。開花期も長く、樹形も大きくなりすぎない良い品種です。
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日本は来週から気温が下がってきそうですね。まだ冬支度をしていない方は夜間の気温がグッと下がりそうなので、そろそろ室内や温室に移動させてくださいね。