プルメリア初心者の為の『基本の育て方』
今日はプルメリアを室内から外に移動させました。ほとんどハワイに居て、日本に帰ってくるのは春と秋の年に2回ほど。
それでもプルメリアは1鉢も枯れずに春を迎えました。このくらい大雑把でも大丈夫なプルメリア。育てるのが難しいとされる理由に冬の水やりがあります。3月くらいに少しプルメリアが動き出したのを見てガマンできずに水を与えてしまって、気づいたら枯れていた。というケースは少なくありません。
でも、色々言われても良く覚えられない…。
もっと簡単に覚えられる『育て方』を考えてみました。
- 10月中旬に室内へ。(葉をカットして、水やりは一切なし)
- 5月中旬に屋外へ。(水やり 春:少なめ>夏:たっぷり>秋:少なめ)
この2ステップを覚えてみましょう。水やりは乾いたらたっぷりを心がけますが、気温が15度以上あれば極端に気にしすぎなくても大丈夫です。冬に水やりをしてしまう事が多くの場合失敗につながるので外に出すまで水やりはしない!で大丈夫です。
今日プルメリアを移動させましたが、去年の秋に室内へ移動させてから、ハワイに戻ったので1度も水やりをしていません。プルメリは枝に水分を蓄えているので、春になったら水をあげなくても勝手に葉が動き出してきます。3月頃にも部屋が暖かいと動き出してきますが、放っておいて大丈夫。外に出すまで我慢します。
【冬の間の注意点】中には乾いて枝がシワシワになっているものもありますが、これも冬の間放っておいて大丈夫です。慌てて水やりをしないようにしましょう
【冬の間の注意点】ぐんぐん葉が伸びてくるものもあるかも知れません。これも屋外に出すまで放っておきましょう。水がなくても枯れません。本格的に気温が安定する前に水をやると枯れる可能性があります。
種から育てたプルメリアの小さな苗も6ヶ月間の断水に耐え、今日からお外です。
【春からの置き場所】太陽の良く当たる場所が良いでしょう。私は家の塀沿いにずらりと並べています。雑草を全部抜いて、シダは涼しげで気持ち良さそうだったので、そのままにしておきました。土の上に直接鉢を置きます。
今日は水やりもせずに終了。このまま放置します。最近晴れが多かったから近いうちに雨が降るかな〜と。
もし、育て方に悩んだり、冬に失敗して不安な方も、こんな感じで育てても大丈夫ですよ。というのを知ってもらえたらと思います。
ホームページにはプルメリアの図書館を開設しています。詳しくはこちらも参考に。