Dwarf Deciduous White

ドゥワーフ・デシダス・ホワイト

Dwarf(ドゥワーフ)=矮小
Deciduous(発音はデシデュアスが近いかも)=落葉

日本人にはどうにも発音しにくいDwarf Deciduous White(*以下DDW)ですが、その名の通り「矮小で落葉する白色プルメリア」です。

隣に植わっていた、なんとなく雰囲気が似ているシンガポールプルメリアと比べてみました。

写真左:Dwarf Deciduous White:落葉樹
写真右:Singapore White(Obtusa):常緑種

左DDW / 右Obtusa

シンガポールは剪定しなければ5m近い大きな木になりますが、矮小種のDDWは写真右の通りコンパクトです。(12年間カットしていない樹形)

写真左:Singapore White(Obtusa):大きくなります
写真右:Dwarf Deciduous White:コンパクトです




矮小種なのにもかかわらず、DDWは花は大きく、香りが強いのも特徴です。

Dwarf Deciduous White

写真左:Dwarf Deciduous White
写真右:Singapore White(Obtusa)



花はシンガポール・ホワイトより大きいですが、葉はシンガポールよりやや小さめです。丸葉(Obtusa種)と尖葉(Rubra種)との中間。葉はやや肉厚(Obtusa似)ですが、葉はテカテカとした光沢はありません(Rubra似)。両方の特徴を持っていることが分かります。

写真上:Dwarf Deciduous White:丸葉と尖葉の中間、葉に厚みがあり、光沢なし
写真下:Singapore White(Obtusa):丸葉、葉に厚みがあり、光沢あり

上DDW / 下Obtusa


とても好きな品種です。