Mary Helen Eggenberger
メアリー・ヘレン・エッゲンバーガーがとても綺麗に咲いています。
私には『香水のような強い香り』に感じますが、農場で働いていた男性の人は『ペパーミントの香りがするお花』と呼んでいました。香りは人によって感じ方が随分違うようですが、とても強く良い香りだという事は共通です。
Mary Helen EggenbergerはThe Handbook on Plumeria Cultureの著者でもあります。
MORAGNE#000と番号だけで名前が付いていない品種がいっぱいあるのも特徴ですが、番号だらけなのは家族の名前を付けて、それ以上名前をつける事をしなかったからです。「家族の名前付けたからそれで十分!」というモラーニさん。プルメリアの人工交配を成功させ、たくさんの素敵な品種を作り続けてきたように見えますが、実際に品種交配したのはこの1回のみで、あとは全部ジムリトルに引き継がれました。
Mary Helen Eggenbergerはモラーニさんが選別した「番号の付いているプルメリア以外」から選抜されました。モラーニ種とも深いつながりのあるからこそ、この番号の付いていないモラーニ種、Mary Helen Eggenbergerが生まれました。
私には『香水のような強い香り』に感じますが、農場で働いていた男性の人は『ペパーミントの香りがするお花』と呼んでいました。香りは人によって感じ方が随分違うようですが、とても強く良い香りだという事は共通です。
花も大きく、香りも良いMary Helen Eggenbergerはジムリトルが彼女の為に選び、命名しました。しかし、このお花はJLのハイブリッドではありません。
MORAGNE(モラーニ)種です。
モラーニ種:カウアイ島のウィリアム・モラーニさんが作り出した白系大輪種のDaisy Wilcoxと赤系品種Scott Prattの交配種。4種のシードポッドから286個の種を採取して、それを育てたものの中から35種が選別されているとされています。
Mary Helen Eggenbergerはモラーニさんが選別した「番号の付いているプルメリア以外」から選抜されました。モラーニ種とも深いつながりのあるからこそ、この番号の付いていないモラーニ種、Mary Helen Eggenbergerが生まれました。
デジタル版PU PRESS VOL.34では「モラーニ種の家系図」を特集していますが、もっと品種を調べたいので、引き続きリサーチ中です。いずれまとめてモラーニ種の特集の続編をまとめたいと思います。
メンバー専用サイトで購読可能 |
PUメンバーシップ:http://www.plumeria-univ.com/member.html