2022 new releases
すでにウェブ上には掲載されていましたが、 今年のジムリトルナーセリーからは5品種が新しくリリースされています。
http://www.jimlittleplumeria.com/new.html
ウェブで紹介している内容に加え、バックグラウンドストーリもご紹介。
JL Bud Guillot
プルメリアを通じて親交の深かったバッド・ギルオット氏を偲び、ジムリトルの代表的な交配種であるJL Metallicaの実生に彼の名前をつけました。やや紫がかった濃いピンク色の美しい大輪品種です。香りも強く花付きも良い品種。中型の樹形。
>>プルメリアの普及に貢献したバッド・ギルオットさんが亡くなられたのですが彼にふさわしい花に名前をつけようと、ジムさんが選んだお花です。これはMetallica2と仮名でしばらく呼ばれていました。JLメタリカの実生です。花はピンク色ですが少し紫がかった色でメタリカの実生だという事もうなずけます。大輪の花をたくさん咲かせる良い品種です。
Guillot Sunsetというバッド・ギルオットさん自身が名付けた品種もあります。ウェブに掲載されていなかったので追加しておきました。
JL Richard Eggenberger
プルメリアの普及に欠かせない人物メアリ・ヘレン・エッゲンバーガーの旦那さんでもあるリチャード・エッゲンバーガー。Handbook on Plumeria Cultureの著者でもあります。JL Mary Helen Eggenbergerの品種と同様に良く開花し、沢山の花を付け、香りの良い品種です。花のサイズはかなり大きめの12cm、上に伸びるやや大きめの樹形です。
>>チャード・エッゲンバーガーさんは今はインドだったかな?どこかアジアの国に移住しているそうです。大輪でピンク色で香りが良い花が好きだというリクエストに答え、この花が選ばれました。毎年花で木が覆われるほどたくさんの花をつけています。
JL Sensation
花径8cmの発色の良い赤系品種。ややパゴダ系に近い花弁で、中型の樹形。甘い香り。
>>実生の区画でキレイな珍しい花を見つけてもなかなか同じ場所に戻れず、どの木だったか分からなくなるという「農場あるある」で何年も発売が遅れた品種です(笑)最近はその場でタグを付け、写真をとり、バックアップのカッティングを採取するようにしました。今後はその成果が出る事を期待。
JL Vanilla Ice
花径4cmの小さなラッフルタイプの白花品種。樹形もコンパクト。香りは強くバラの香水のよう。
>>JL Angelの木の下で小さい可愛らしい花が咲いていたのを数年間見ていましたが、この小さい花でレイを作ってから、大きい花だけでなく小さい花にも魅力を感じ、実際に鉢植えで育てて同様に小さく咲くかどうかの実験をしました。植えてある場所からJL AngelやJL Pupukea Crepeと同じ親木だろうと推測されます。品種名は甥っ子デーンくんが考えてくれたのが採用されました。強い香りも魅力です。
JL Freckles
珍しい濃い赤色の花弁に黒い斑点模様の入る「そばかす」という名がつけられました。花径8cmで中型の樹形。甘くスパイシーな香り。
>>ヒロ・ビューティに黒いそばかすが付いているような感じですね。赤系品種ってほとんど種を付けないのですが、見つけたら必ず植えるべきですね!
プルメリア予約苗(2022年度夏)受付中!
8月10日締め切り
http://www.jimlittleplumeria.com
今週の鉢植えも更新しました!