品種紹介21

ALOHA!

今週の品種紹介です。



My Valentine (マイ バレンタイン)
はっきりとした赤いエッジを持つゴージャスなホワイトで、花びらがわずかに折り込まれています。甘い香りがします。コンパクトな樹形で、花は大きく、バランスの良い丸みを帯びた形をしており、樹高はあまり高くありません。大きさは12.5cmに達するものもあり、両側に白いアウトラインが入った、人目を引くホワイトです。花つきがよく、開花期も長いです。

★農場でもまだ咲いています。いつも低い位置で写真が撮れているので、背が高くならずに横に広がっていく樹形のようです。


JL Orange Crater (JL オレンジ クレーター)
10cmほどの人目を引く大きさで、丸みを帯びた花びらが重なり合っています。生長が早いのが特徴です。

★樹形や花弁の様子から、Vera Cruz Roseの実生だと思われます。育てやすいです。




JL Pink Shell(JL ピンク シェル)
早春にたくさんの花房がつきます。ピンクとホワイトで、貝殻の形の花弁です。

★まだあまり花が咲いていない時期に、ピンク色の花が農場でひときわ目立っています。


Pudica (プディカ)
珍しい彫刻のような形をした、立性の樹形です。プエルトリコ原産のこの白い花は、ハワイでは景観用の樹として人気がでました。花は5~7.5cmほどで、中心はイエローです。香りはごくわずかです。葉はヘラのような形をしています。一つの枝に花房がいくつもつきます。

★香りがないのが残念ですが、とても育てやすく長期間開花が楽しめますので、初心者にもおすすめの品種です。



Shani (シャーニ)
オレンジ色の7.5cmほどの丸い花びらはレイを作るのに最適で、樹形は立性です。

★あまり知られていませんが、とても美しいオレンジ色のプルメリアです。


Sherman White (シャーマン ホワイト)
美しく大きなホワイトのプルメリアです。中心は鮮やかなイエロー、花弁は幅広で、先端は丸く、わずかに重なり合っています。表裏ともに、ピンクやレッドの帯は入っていません。直径11cmほどで、ほんのりと甘い香りがします。

★写真では伝わりにくいのが残念ですが、ピンク色が入っていない純白の白花で一番大きな品種です。


Slaughter Pink (スラウター ピンク)
大きさは直径7.5cmほどで、やわらかな質感の花です。淡いピンク色で、細い花弁が特徴です。コンパクトな樹形で、バランスの良い枝つきです。

★比較的昔からある古典品種です。育てやすい強健種。




JL Tornado (JL トルネード)
波打つ縁取りの花弁で、フクシアバイオレットの赤いカラー、中心のオレンジから閃光のような筋が流れるように入っています。よく育ち、バランスの取れたコンパクトな枝で、たくさんの花がつきます。

★ヒラヒラの花弁で、青み〜紫がかった発色の良いピンク色です。目をひく鮮やかさです。



JL Waikiki (JL ワイキキ)
とても明るいピンク色で、たくさんの花がつきます。コンパクトでよく枝分かれし、種子もたくさんつきます。

★とても育てやすいピンク色のプルメリア。初めて育てる人にもおすすめの品種です。


JL Pink Pansy (JL ピンク パンジー)
これはジム・リトルの初期の交配種の 1 つです。多くの新しい品種がその種子から創られています。パンジーに似た、幅広の丸い花びらが重なり合う美しい花です。花は直径は6cmほどで、コンパクトな樹形です。香りは甘く、花持ちが良いです。

★ジムリトルの代表的品種。初代の親木はカットを繰り返した為に、だんだんと弱ってきたため、新しく植え直しました。ここ数年の間にたくさんの種を植えたので、今までにみたことのない新しいJL品種が今後お目見えする事を期待しています!!




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なんと、品種紹介も今週で最後となりました。

半年間お付き合いいただきありがとうございました!

これを通じて、新しく育ててみたい品種が見つかったり、今育てている品種を見直す機会になって、来春には植え替えてあげようかな〜。など、来年の育成計画をたてる機会になればと思っています。

掲載していない品種なども見つかったので、追加品種のカッティングをしつつ、来年への準備をはじめたいと思います。

来春のプリオーダーは来年頭ごろ?には開始したいと計画中。どうぞよろしくお願いいたします。